みんなはどうしてる? 電動自転車の種類デザインと選び方について
目次
初めて電動自転車を買う時に、どんな基準で選びますか?
電動自転車の価格は1台10万円から20万円前後と、決して安くありません。
そのため、買った後で「思った感じと違って使いづらい…」と、後悔しても手遅れです。
この記事では、初めて電動自転車を買う人が、後悔しないための選び方をお伝えします。
ぜひ最後まで記事を読んで、自分なりの電動自転車の選び方を見つけてください。
電動自転車の種類と特徴
電動自転車が一般向けに発売されたのは、1990年代前半のこと。
そこから私たちのニーズに応えるため、電動自転車にはさまざまな種類が生まれてきました。
電動自転車を選ぶときのポイントは、どんな目的で乗りたいのか、ハッキリさせておくことです。
電動自転車には、種類によって得意・不得意がわかれています。
そのため、どんな目的で電動自転車に乗りたいのか、ハッキリさせておくことで、自分にぴったりの1台を見つけることができます。
最初に、電動自転車の種類と、それぞれの特徴を解説します。
シティモデル
シティモデルは、もっとも一般的な形の電動自転車です。
かごが付いているものも多く、買い物・通勤・通学など、幅広い用途で使うことができます。
値段も電動自転車の中では手ごろなものが多く、デザインの種類も幅広いので、初めての1台におすすめです。
子供乗せモデル
前や後ろにチャイルドシートが付いているのが特徴のモデルです。
文字通り、子供を乗せることに特化した電動自転車で、幼稚園や保育園などの送迎に活躍します。
車体の重心が低く、簡単に乗り降りすることができるため、自転車に乗り慣れていない人でも、安心して使うことができます。
スポーツモデル
スピードや走行距離を重視しているのが、スポーツモデルの特徴です。
また、車体によっては悪路での衝撃吸収性に優れたものも。
スタイリッシュなデザインの車体が多いため、スポーティーな形が好き、という人にもおすすめです。
ミニベロモデル
一般的な電動自転車とは違った、小さなタイヤを使っているのがミニベロモデルの特徴です。
タイヤが小さい見た目から、可愛らしい色使いやポップな形のモデルが、数多く発売されています。
また、タイヤの大きさに比例して、車体も小ぶりなので保管場所にも困りません。
折りたたみモデル
ミニベロモデルよりも、さらにコンパクトに収納できるのが折りたたみモデル。
車体を半分に畳むことで、クローゼットでも保管できます。
畳んだ状態がとても小さいため、車に乗せて、旅行先で乗ることも可能です。
用途から選ぶ
電動自転車には、さまざまな種類があることをご紹介しました。
それでは次に、電動自転車はどんなシーンに向いているのか、用途に応じた選び方をお伝えします。
通勤、通学
決まった道を一人で行きかえりする通勤・通学には、シティモデルがおすすめです。
また、移動する距離が長ければ、スポーツモデルも視野に入れたいところ。
ただし、スポーツモデルにはかごが着いていないものが多いので、荷物の持ち運びには工夫が必要になります。
買い物・街乗り
ちょっとしたお出かけや買い物は、もっとも電動自転車が得意な分野。
シティモデルはもちろん、ミニベロモデルや折りたたみモデルなども候補に挙がってきます。
特に都市部であれば、小回りの利くミニベロモデルを、一度は検討しておきたいですね。
子供の送迎など
子供の送迎には、子供乗せモデルが最もおすすめ。
シートベルトが付いているチャイルドシートに子供を乗せられるので、安全性も高くなっています。
さらにチャイルドシートに加え、かごが付いているモデルもあるので、送迎のついでに買い物を済ませることも可能です。
趣味(サイクリング)
サイクリングを趣味にしている人におすすめしたいのは、なんといってもスポーツモデル。
長距離の移動が可能なモデルや、荒れた道に強いモデルなど、さまざまな特徴があります。
そのため、どんな場所で電動自転車に乗りたいのか、しっかりとイメージしてから購入することがポイントです。
サイズやバッテリーの容量から選ぶ
今までは、乗り手の目的に合わせた選び方をお伝えしてきました。
しかし、電動自転車の選び方は、それだけではありません。
実は、タイヤや車体のサイズによっても、電動自転車の得意分野が変わってきます。
次は、そんな電動自転車のサイズによる違いをご紹介します。
タイヤのインチ
タイヤのサイズは大きくなるほどスピードが出やすくなり、小さくなるにつれて、こぎ出しがスムーズになります。
また、小さなサイズのタイヤであれば、小回りが利くので、街中でもスムーズに乗ることができます。
一方で大きなサイズのタイヤは、走っているときの衝撃を吸収してくれるので、快適なサイクリングを楽しめます。
電動自転車を乗りたい場所に合わせて、タイヤのサイズを考えてみてください。
車体のサイズ
電動自転車を購入する上で意外と忘れがちなものが、車体のサイズ。
ミニベロモデルなどの小さなモデルであれば、小柄な人でも乗りこなすことができます。
しかし、スポーツモデルでタイヤのサイズが大きいものを買ってしまうと、乗ったときに足が地面に着かないことも。
電動自転車を購入するときは、自分の体格とセットで考えることが必要です。
しかし、子供乗せモデルは小柄な人でも乗りやすいように、重心が低く作られています。
小柄な人でも、しっかりと車体の特徴やサイズを考えれば、さまざまな電動自転車を楽しめます。
バッテリーの容量から選ぶ
バッテリーは電動自転車のアシスタント機能の中心となる重要なパーツです。
容量が大きくなれば、長距離を移動できます。
一方で、容量が増えていくにつれて、値段も高くなっていきます。
例えば、家の近くだけで電動自転車を乗ることが多ければ、走っている最中にバッテリーの充電が無くなる可能性は低くなります。
しかし、長距離サイクリングの最中にバッテリーの充電が無くなってしまったら大変です。
車体の種類やタイヤの大きさなどに比べ、バッテリーの容量は見えづらい違いですが、実は乗り方に直結する重要な部分です。
ブランドから選ぶ
バッテリーや用途別の種類など、さまざまな選び方をお伝えしてきました。
最後に、電動自転車のブランドから選ぶ方法をご紹介します。
自動車と同じように、電動自転車にも複数のブランドが存在します。
そして、ブランドごとに特徴のある電動自転車を販売しています。
ブランドごとの特徴を理解すれば電動自転車選びを、もっと楽しむことができます。
パナソニック
電化製品のメーカーでもあるパナソニックは、電動自転車でもさまざまな種類のモデルを発売しているのが特徴です。
用途や予算に合わせて、幅広い選択肢の中から選べます。
一部のモデルには自動車の同じように、電動自転車の鍵を使わずに開錠や施錠に加え、バッテリーの電源を入れられる機能もあります。
スムーズに電動自転車の乗り降りがしたい人にとっては、注目したい機能です。
ヤマハ
バイクでもお馴染みのメーカーがヤマハです。
エンジンやモーターなどの開発経験を生かして、電動自転車にも独自の機能を持たせています。
スマートパワーアシストと呼ばれる機能は、簡単に説明するなら坂道と平地でアシストする力を変える機能です。
平地ではアシストする力を弱め、坂道では強くすることで、常に同じ力でこぎ続けることができます。
とにかく快適に電動自転車に乗りたい、という人におすすめのメーカーです。
ブリヂストン
タイヤの大手メーカーでもあるブリヂストンは、電動自転車本体に高い機能性を持たせていることが特徴です。
ブリヂストン製の電動自転車の中で、特に注目したいものがデュアルドライブ機能です。
これは走行中に、バッテリーの充電を可能にした機能です。
充電しながら走ることでバッテリーが長持ちし、電動自転車が走れなくなる心配を減らせます。
そのため、電動自転車で長距離を走る人や、使う頻度が高い人におすすめのブランドです。
また、チェーンの部分にベルトを採用したベルトドライブモデルもあります。
チェーンのように錆びたり伸びたりすることがなく、注油の必要もないのでメンテナンスフリーと言われています。
まとめ
電動自転車は、さまざまなブランドから数多くの機種が発売されています。
機種やモデルごとに、まったく異なる強みをもっています。
自分なりに「電動自転車を買ったら、どんな使い方をしたいのか」考えてみてください。
そうすれば、今回ご紹介したブランドや機種の強みを生かした電動自転車選びができます。
ぜひ、自分にぴったりの電動自転車を選んで、快適な自転車生活を楽しんでください。
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