電動自転車の速度ってどれくらい?安全?スピードが出すぎない?
目次
電動自転車はアシスト力があるため、一般的な自転車よりもスピードが出すぎてしまうのではないかと不安に感じる人も多いかもしれません。
しかし、電動自転車はあくまで自転車を漕ぐ力をサポートするもので、一般的な自転車とスピードはさほど変わらないため安心して走行できます。
今回の記事では、電動自転車の速度に関する疑問を解消したうえで、乗る際の注意点について紹介します。
電動自転車の速度について
電動自転車の平均速度の平均は10~17km/hであり、一般的な自転車の平均速度の12~15km/hと比べても大きな差はありません。
そもそも電動自転車には、道路交通法による制限が定められており、アシスト機能は時速24km/hまでしか働かないようになっています。
つまり、それ以上のスピードを出す際は、自分の漕ぐ力のみで進むことになります。
また、電動自転車は一般的な自転車よりも2倍近くの重量があることから、スピード力が格段に上がるといったようなことはないといえます。
スピードが出すぎる心配はないの?
先にも述べたように、電動自転車のモーターはペダルを漕ぐ力を補助する役割であり、速度を上げるためのものではありません。
そのため、スピードが出すぎる心配はなく、安心して走行が可能です。
とはいえ、漕ぐ際のアシスト力は慣れるまで注意する必要があります。
通常の自転車と同じような感覚で漕ぎ出してしまうと、思った以上のスピードで走り出す恐れがあります。
初めて乗る際はギアを軽くしてゆっくり漕ぎ出すようにし、徐々に自分の漕ぐ力に合わせて調整するとよいでしょう。
電動自転車に乗る際の注意点
電動自転車に乗る際の注意点として、主に以下の5つが挙げられます。
ひとつずつ見ていきましょう。
安全運転を意識する
電動自転車に乗る際は、常に安全運転を意識することが必要です。
乗り始める際は、周囲の状況を確認し、急発進をしないように気をつけましょう。
また、歩行者や他の自転車への配慮をしながら、適切なスピードで走行することが大切です。
バッテリーの残量を常に確認する
一般の自転車と違って、電動自転車はバッテリーを充電する必要があります。
そのため、常日頃からバッテリーの残量を確認しなくてはなりません。
バッテリー残量は、走行距離は道路状況、アシストレベルによって変動します。
特に長距離走行や坂道の多い道路を走る場合、バッテリーの減りが早くなる傾向です。
走行前と走行中には定期的に残量を確認し、必要に応じて充電をするようにしましょう。
ヘルメットを着用する
道路交通法の改正により、令和5年4月から自転車に乗る際のヘルメット着用が努力義務化されました。
努力義務とはいえ、安全性を考慮するためにも、ヘルメットの着用をしたほうがよいでしょう。
なお、ペダルを漕がずにモーターの力で走行できるフル電動自転車の場合は原付バイクの扱いとなるため、ヘルメットの着用が義務付けされています。(特定小型原動機付自転車を除く)
万が一ヘルメットを非着用で走行している場合、道路交通法違反の罪などに問われるため注意が必要です。
定期的に点検やメンテナンスを行う
電動自転車を安全に乗るためには、定期的な点検とメンテナンスをすることが欠かせません。
タイヤの空気圧やブレーキの効き具合については、自身で3週間から1ヶ月程度を目安に確認するほか、部品の劣化を防ぐためにこまめに清掃をするとよいでしょう。
また、基本的に年に一度、専門店での点検が推奨されています。
それにより、自身では気づかなかった不具合を見つけることができ、早い段階で適切な対処ができるでしょう。
盗難対策を講じる
電動自転車は高額な商品であるため、盗難に遭うリスクが高いといえます。
大きなバッテリーが付いていることから、見た目で電動自転車と判断が可能です。
対策として、鍵を必ずかけることを徹底するほか、市販の自転車用チェーンロックなどを加えるのもひとつの手です。
また、万が一の盗難に備えて、保険に加入しておくこともおすすめします。
保険の種類によって補償内容は異なりますが、中には本体価格の30~50%の負担で同型車の新車を購入できるケースもあります。
電動自転車を購入する際に確認しておくとよいでしょう。
おすすめの電動自転車5選
ここでは、おすすめの電動自転車を5つ取り上げてみました。
Panasonic パナソニック 電動自転車 ビビ・SX 24インチ 26インチ 2024年モデル BE-FS432 BE-FS632
パナソニックのビビ・SXは、使いやすさにこだわった電動自転車です。
軽量な走行ができるほか、お買い物はもちろん通勤・通学にも向いています。
ライトは前方だけでなく、足元もしっかりと照らしてくれるため、夜間であっても安心して走行が可能です。
Panasonic パナソニック 電動自転車 ビビ・SL・20 20インチ 2024年モデル BE-FSL032
パナソニックのビビ・SLは、機能性に優れた電動自転車です。
車体重量が業界最軽量の19kg台であり、楽に駐輪ラックに乗せることができます。
また、サドルの高さが低い位置に設計されているため、足がつきやすく乗り降りや停車時に安定しているのも魅力です。
Panasonic パナソニック 電動自転車 SW 20インチ 2024年モデル BE-FSW011
パナソニックのSWは、乗り降りのしやすいデザインが特徴の電動自転車です。
用途に合わせたオプションが豊富であることから、ライフステージの変化を問わず長く利用ができます。
また、特徴的な形状にベーシックな色味を組み合わせることで、通常の自転車と印象を大きく変えられるでしょう。
BRIDGESTONE ブリヂストン 電動自転車 アシスタU DX 2021年モデル 24インチ 26インチ A4XC41 A6XC41
ブリヂストンのアシスタU DXは、耐久性に優れている電動自転車です。
軽量かつ丈夫なアルミフレームを採用しているため扱いやすいことに加え、またぎやすいフレームデザインなど、実用性の高さが魅力です。
また、リーズナブルな価格設定であるため、初めて電動自転車を購入する人にもぴったりでしょう。
YAMAHA ヤマハ 電動自転車 PAS SION-U 20インチ 24インチ 2024年モデル PA20SU PA24SU
ヤマハのPAS SION-Uは、PASシリーズでもトップクラスの軽さを誇る電動自転車です。
またぎやすい低床U型フレームであるほか、適応身長の目安は133cm以上であるため、小柄な方はもちろん、足を高くあげにくい高齢者の方にも向いています。
まとめ
今回の記事では電動自転車の速度や乗る際の注意点、おすすめの電動自転車5選をご紹介しました。
電動自転車はあくまで漕ぐ力をサポートするアシスト力が備わっているだけで、スピードを加速するような装備はついていません。
そのため、スピードが出すぎてしまうといった心配は不要であり、安心して走行が可能です。
ただし、初めて乗る際はアシスト力によって、思った以上のスピードで走り出す恐れがあります。
慣れるまではギアを軽くしてゆっくり漕ぎ出すことが大切です。
また、安全に走行するためにも、定期的な点検やメンテナンス、ヘルメットの着用などを心がけるようにしましょう。
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